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【中学受験】お子さんの性格に合わせた受験方法

お子さんの性格に合わせた受験パターンを考えよう!

大学受験や高校受験になると志望校や併願校の選択はお子さんが決定する傾向があります。中学受験は、お子さんの意思は尊重されるものの基本的な決定は親御さんがおこないます。今回は、中学受験の受験パターンについて説明をします。親御さんの気持ちだけで受験パターンを決めると厳しい受験になることも考えられます。

 

1.中学受験の受験校選びは第一志望校よりも併願校に気をつかおう!

中学受験の受験校選択で最も時間をかけて慎重になるのが、併願校選びです。併願校の選び方や日程の関係で受験の流れが大きく変わってしまいます。ここでは、中学受験の基本と第一志望校や併願校選択のポイントを説明します。併願校は安全校やすべり止めではないので、充分に慎重な対応をしましょう。

1-1.第一志望を変更しないのは中学受験の必須条件!

中学受験には「第一志望校」と「リアルな第一志望校」という言葉があります。これは、受験生が小学6年生ということを考慮した考え方になります。中学受験の基本は、第一志望を絶対に変えないことです。第一志望を親御さんの意向で変更した場合は、お子さんのモチベーションの低下の原因になります。そこで登場するのが、「リアルな第一志望校」となります。リアルな第一志望校は、極力第一志望校に近い校風の学校を選択する必要があります。

(例)A君の場合 偏差値55前後

<第一志望校 開成 入試日2月1日 80%合格率71 50%合格率69>

A君の場合、開成の実力相応が偏差値69ですからすでに14マイナスの状態です。一般的にマイナス10以上となると難関校での合格は難しいと考えるのが妥当になります。中学受験は何がおこるかわかりませんが、このレベルの中学の場合は全体的にレベルが高いのでかなり厳しいのが本音となります。それでも第一志望の開成は決して変えてはいけませんので、2/2以降で併願校を考える必要があります。まず併願校で最初に消去されるのが、早稲田や慶應といった大学附属系の難関校になります。これは校風が進学校とは全く異なる傾向があるので基本です。A君の偏差値だと偏差値60前後の進学校をチャレンジとして考えると栄光学園や浅野あたりが該当します。あるいは桐朋の2回目も悪くありません。もちろん、その場合は後半の日程や受験可能な午後入試を受験する必要がありますので、体力的なことも考慮してほしいと思います。

1-2.併願校選びは偏差値重視よりも校風や教育方針を重視せよ!

第一志望校やリアルな第一志望校が選択できると実力レベル適応校や実力的にゆとりのある安全な学校も確保しておきたいところです。併願校を選ぶ時に偏差値を利用するのは基本的な考え方ですが、間違った偏差値の利用方法にならないように注意が必要です。確かに受験校選択に偏差値は決定の目安になることは否定できませんが、あくまでも第一志望校と校風や教育方針が似ていることが条件になります。

1-3.中学受験は最後までわからないので全力を尽くそう!

中学受験で受験をするのは、当たり前ですが小学6年生です。従って、必ず実力相応の結果が発揮できるかはわかりません。実際に緊張のあまり実力の半分もでない受験生や体調を崩してしまうお子さんも少なくありません。また、連日の受験で集中力や体力の維持が難しくなるケースも考えられます。模試の合否判定で合格率が20%以下の学校で合格をするのは確かに厳しいと思いますが、大学受験などに比べると可能性は充分にありますので、最後まで諦めずに挑戦しましょう。

2.中学受験の併願パターンはお子さんの性格も選択のポイント!

中学受験はお子さんの性格やモチベーションの状態で受験パターンを考える必要があります。塾の講師や親子間で慎重に決めるのが一般的な流れだと思います。ここでは、お子さんの性格やメンタルの強さなどを考えた受験パターンを考えてみたいと思います。ここでは2/1が第一志望校のご家庭をモデルにしています。

2-1.一般的な併願パターンはダブル登録を含めた臨機応変型!

・1月中の受験校(お試し受験)
自分の偏差値相応レベルか合格が堅そうな学校でならすのが目的。基本的に入学の意思があるかどうかは問題ではありません。

・2月1日(第一志望校の受験日)
第一志望校なのでもちろん全力でこの日をベストな状態で迎えたいところです。2日目以降の併願校で少しレベルを保ちたいのであれば、2/1の午後受験で合格圏内の受験を検討しても良いと思います。

・2月2日と2月3日(併願校および安全校の確保)
受験生の体力にもよりますが、2/2と2/3は併願校と安全校の受験を考える必要があります。
2/1に安全校を受験していないのであれば、2/2に合格を確保したいところです。第二志望校の日程にもよりますが、早い段階で合格を勝ち取るのは中学受験の基本なので日程の組み方には慎重な対応が求められます。

・2月4日以降
2月3日までの結果によって受験校を変える必要がある日程になります。ここまでに第一志望や第二志望に合格をしていれば何も問題はありません。安全校のみの合格の場合は、2/4以降に実力相応かチャレンジをすることも考えられます。まだ1校も合格を確保できていない場合は、安全校の確保をする必要があります。状況によりダブる登録をしておく必要があるパターンですが、万全の体制をとることもお子さんが安心して受験に望める体制だと考えてほしいと思います。

2-2.第一志望以外は基本的に安全策で早めの合格確保の安全型!

・1月中(お試し受験)
確実に合格すると思われる学校を受験して自信をつけることが目的です。性格的に弱気になりやすいお子さんの場合は自信や勢いは大切なので確実に合格を勝ち取りましょう。

・2月1日(第一志望校受験日)
日程にもよりますが、第一志望校を受験後に体力があるのであれば、午後受験で確実に合格できる学校を選択しましょう。

・2月2日と2月3日(併願校と安全校の確保)
2/1に安全校の合格を勝ち取っていれば、チャレンジをするのも悪くありませんが、主力は実力相応か安全校を中心とした組み立てになります。より万全を尽くすのであれば、ダブル登録やトリプル登録といった方法も考えられます。2/1の結果によって臨機応変に対応できることが大切です。但しメンタル面で弱いお子さんの場合は、親の不安が結果に直結するので、親御さんは堂々とした対応が必要です。

・2月4日以降
安全な受験パターンを組むご家庭でここまでもつれるのはあまりないと考えるべきです。仮に可能性があるのであれば、2/3までに合格を確保できる受験を検討しましょう。中学受験は同じ中学校でも後半の日程は難易度や競争率が高くなる傾向があります。特に人気のある大学附属系などは厳しい受験が予想されます。

2-3.全てダメなら公立も視野に入れているチャレンジ重視型!

・1月中(お試し受験) 
実力レベル相応か上位校の受験でモチベーション向上を狙う

・2月1日(第一志望校受験日)~2月4日以降
チャレンジ重視型は基本的に安全校の受験を考えない受験パターンです。併願校は実力と同等の学校になります。また、複数日程あれば全てチャレンジをしますので、それだけ第一志望の難易度によって受験パターンが変化する傾向があります。本来は合格安全校を含めるのが一般的な考え方ですしオススメだと思いますが、中にはまさに背水の陣で挑むことを望むご家庭も稀にあります。

3.まとめ

今回はお子さんの性格やご家庭の考え方による受験パターンの説明をしました。中学受験は何がおこるかわからないと言われていますが、それでも奇跡がおこることはありません。お子さんの偏差値よりも10以上高い偏差値の中学に合格をしたとしても、それは奇跡ではなくこれまでの努力や万全の対策が実ったと思ってほしいと思います。中学受験は本人の努力も大切ですが、親御さんのサポートや志望校対策の考え方ひとつで多少の偏差値の差は巻き返すことができます。最後までがんばって欲しいと思います。

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