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息抜きしながら勉強をしてみよう!-映画編ー

受験に役立ちそうな映画!

受験勉強の合間に映画を観るのであれば、是非受験にも役立ちそうな映画を観てほしいと思います。今回は、中高生向けで受験勉強につながる映画を紹介します。実際に観ることで印象が残り、学習効果も期待できるようになります。

1.中高生向けの受験に役立ちそうな映画~英語編~

英語に関連する映画は基本的に字幕で観ればと言われそうですが、実際に中学校や高校で観られることのある作品を数点選びました。

1-1.サウンド・オブ・ミュージック

アメリカで作られた映画で舞台はオーストリアのザルツブルグの修道院です。修道女見習いマリアが、大佐の7人の子供の家庭教師をするミュージカル映画になります。日本では、映画中に登場する「ドレミの歌」の英語版でも有名になっています。中学生でも充分に楽しめる内容になっているので、オススメです。

1-2.レ・ミゼラブル

イギリスのロンドンで舞台として上演された映画版です。ミュージカル英語として世界的に有名な作品になります。元々は小説として存在している作品を舞台化したものを、更にミュージカル映画にしたものなので、小説と映画の内容は若干違いがあるようです。

1-3.「Dead Poets Society」

「Dead Poets Society」は、日本で「いまを生きる」という名称で1990年に公開された映画です。母校に赴任してきた英語教師が主人公となる物語です。「いまを生きる」と訳されていますが、厳密には「今を生きろ」という訳が、正しい訳になります。

1-4.ディズニー映画系

本来は個々に作品を紹介するのが理想なのかもしれませんが、数が多いので全般的にオススメとさせて頂きました。基本的にわかりやすいですし、中高生が観て楽しめる内容だと思います。個々に作品の好みが分かれるので特に限定はしませんでしたが安定感はあります。

2.中高生向けの受験に役立ちそうな映画~数学編~

数学を題材にした受験に役立ちそうな映画は基本的にありませんが、今回紹介をしている作品は、是非観てもらいたい作品のひとつです。

2-1.イミテーション・ゲーム

この作品は主人公が天才的な数学学者で第二次世界大戦当時のドイツの難関暗号を解きました。その結果、イギリスは劣勢の状態から一気に形勢逆転しています。主人公の数学学者は、その後に「コンピュータの概念の創造」をしたことで知られています。天才数学者アラン・チューリングの人生を描く映画になっています。

3.中高生向けの受験に役立ちそうな映画~国語編~

科目的に最も映画になりやすい科目だけに紹介する本数も最多の7本になります。どの作品もメジャーなものなので、オススメできる映画です。

3-1.竹取物語

1987年に制作公開された「竹取物語」は、原作を元にアレンジしてつくられた映画になります。従って、原作とは設定そのものが異なるので注意が必要です。受験勉強に直結という感覚で観るのではなく、あくまでも息抜きとして観る映画のひとつだと思います。

3-2.走れメロス(アニメ映画)

小説「走れメロス」は太宰治の代表作品として小説も有名なので、読んだことのある中高生も多いのではないかと思います。作品は、1992年に公開されたアニメ版で、小説をアレンジした作品になっています。アニメ映画なので小説が苦手な中高生でも気軽に観られる映画だと思います。

3-3.心

夏目漱石の代表作でもある「心」です。今回は、夏目漱石の作品を3つ選びましたが、最も小説が難解だと言われています。目線の難しさも映画であれば、多少わかりやすいのではないかと思います。高校生向けかもしれません。

3-4.我が輩は猫である

夏目漱石らしい作品ですが、映画になることで一層猫目線が目立つ作品になりました。作品は全体的に楽しめる内容になっていますが、やはり少々難しさもあります。最後の場面は驚きの場面ですが、夏目漱石の作品らしい内容になっています。「心」と比べると入りやすい内容だと思います。

3-5.坊ちゃん

数ある夏目漱石の代表作品の中でも知名度・人気とも上位に入る「坊っちゃん」です。実はこの作品は、既に5回も映画化されている定番になります。さほど難しい内容ではないので、小説を是非読んで内容を理解して欲しいと思います。個人的には、ドラマ版の方が今の中高生向けのような気がします。

3-6.銀河鉄道の夜(アニメ映画)

宮沢賢治の人気作品ですが、この作品は宮沢ワールドをそのままアニメ映画にした内容になっています。登場人物が猫なのも親しみやすい理由になります。内容的には、とても感動的な作品なので映画を観た後でも良いので、是非小説版を読んで欲しいと思います。

3-7.赤毛のアン

もはや説明不要のモンゴメリの人気作品です。出版110周年記念ということで2018年中に映画が公開されています。文科省もオススメとしている定番作品。物語の苦手な人にも是非観てもらいたいと思います。

4.中高生向けの受験に役立ちそうな映画~理科編~

理科という科目は映画よりもテレビ番組の方が役立ちそうなものが多いのが本音です。
とりあえず、関連性のある世界感の作品を2作品選択しました。

4-1.てぃだかんかん

「てぃだかんかん」は沖縄が舞台の映画で、人工で養殖サンゴの産卵と移植に成功した実話の映画化です。「てぃだ」は、沖縄の古い言葉琉球語の「太陽」を意味する言葉です。近年のサンゴ減少の問題を含め、生物学だけでなく、環境面でも考えさせられる作品だと思います。

4-2.ジュラシックシリーズ全般

恐竜や遺伝子関連に興味を持ってもらえる世界観だと思います。直接受験に関係はありませんが、映画やテレビは興味を持つきっかけでも良いと思います。
ジュラシックシリーズは、以下の作品になります。

1993年 ジュラシック・パーク
1997年 ロスト・ワールド ジュラシック・パーク
2001年 ジュラシック・パークIII
2015年 ジュラシック・ワールド
2018年 ジュラシック・ワールド2 フォールン・キングダム

5.中高生向けの受験に役立ちそうな映画~社会編~

社会に関連する映画は、歴史や人物を主題とした映画が多くなっています。中でも人気のあった作品を中心に選択してみました。

5-1.ジャンヌダルク

ジャンヌダルクは、フランスの英雄として知られている「ジャンヌダルク」の誕生から処刑までを描いた作品です。百年戦争時代の人物でフランスでは英雄となっているジャンヌダルクの映画です。日本では、1999年に公開されています。

5-2.レッドクリフ

羅貫中の人気作品「三国志演義」の代表的な戦いのひとつ「赤壁の戦い」を元に作られた作品です。三国志ファンの人にはオススメの映画だと思います。三国志前半の山場ともいえる赤壁の戦いがモデルになっていて、アクション映画というだけに迫力のある内容は飽きのこない作品だと思います。

5-3.グラディエーター

グラディエーターは、帝政ローマ時代の中期頃が舞台になっている映画です。主人公は将軍の地位から奴隷にまで身分を落とすという冒頭からの流れになっています。時代背景から考えるとありそうな内容ですが、実際には何も資料は残っていないのであくまでも史実という訳ではないようです。

6.まとめ

今回は、高校受験や高校生が学習に役立つ映画を紹介しました。実際は映画を観て成績が上がるとは思いませんが、きっかけになる可能性はあります。映画や小説を読んでその世界や職業に憧れることは良くある話しです。その職業になりたい為に受験勉強にスイッチが入ることも考えられます。直接影響があるかはわかりませんが、少なくとも興味を持つという意味でオススメの作品が多いと思います。

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