2018/10/11
中学生必見!ーテスト前対策ー
定期テスト前のオススメ勉強法!
中学生になると毎日授業と部活動で1日が終わってしまうという人も多いと思います。毎日家に帰ると疲れて夕食後に勉強ができずに寝てしまうのもわかります。今回は様々な状況別のオオスメできる定期テスト対策を紹介します。
この記事を読んで少しでも定期テストで良い点が取れるように学習に励みましょう!
1. 中学校定期テストの状況別対策方法!
定期テストの対策には何日必要でしょうか?日頃の復習をしっかりとこなしていれば、部活動がお休みになるテスト数日前だけで充分な対策をすることが可能なはずです。言葉にするのは簡単ですが、多くの中学生がなかなか思い通りに定期テスト対策をできない状況になってしまいます。状況別の定期テスト対策を考えてみましょう。
1-1.公立高校を目指すなら定期テストは中学1年から全力で対策しよう!
中学校に入学したばかりの中学1年生は受験も先なのでのんびりしている人もいるかもしれません。部活動で毎日疲れてほとんど勉強をしていない人もいるでしょう。中学1年生の人で公立高校に進学をしたいと思っている人は、地域により違いはありますが、内申点のことを考慮して定期テストは、早い段階から対策をとるようにしましょう。
具体的な学習方法の基本は、毎日の復習や演習問題の反復学習になります。最も地味な学習方法ですが、継続をすることで確実に得点UPが期待できます。
1-2.部活動と両立させる必要がある場合の定期テスト対策
部活動で毎日時間を取られてしまい定期テストの対策が殆どできないという人も少なくないと思います。確かに部活と学習の両立は中学生にとっては最大の問題点でもあります。部活によっては、定期テストの3日前まで部活を行っている場合もあります。こうなると3日で定期テスト対策をすることになりますが、それは無謀な考え方です。
学習面で活用してほしいのは、教科担当の先生です。先生にわからないことをどんどん質問するのは決して悪いことではありません。もちろんダイレクトに出題される問題を教えてくれる先生はいないと思いますが、少なくともプラスになる情報を中心に教えてくれることは間違いありません。
1-3.部活動を引退した中学3年生の定期テスト対策のスケジュール
部活動を引退した中学3年生は、受験勉強と定期テストの両立と考えてしまうかもしれません。科目にもよりますが、総復習として定期テストに全力で向かいましょう。時間的にはゆとりがあるはずなので、少なくとも2週間前から定期テスト対策をするようにスケジュールを組むのが理想です。特に公立高校を志望する受験生は定期テストの範囲やレベルは、受験と直結することも少なくありません。
定期テストでの高得点は内申点だけではなく自信にも繋がります。
2.定期テストで得点が低い人にありがちな勉強法
日頃の予習・復習や定期テスト対策をしっかりと行っているのに結果が出ない人もいると思います。自分は勉強ができないと落ち込むのはまだ早いです。定期テストで得点が低い人にありがちな勉強法をいくつか紹介します。該当する人は、改めて勉強をしてみると変わるかもしれません。
2-1.英単語の学習方法を間違っている人
英単語を覚える時に単語カードやひたすら書いて覚えている人はいませんか?特に単語の意味やスペルだけを必死に覚えているのは時間の無駄になる危険性があります。英単語は、「発音」「アクセント」「文法問題」「熟語」「長文問題」と様々なところで登場します。従って、高校入学後も英単語は必須学習項目になります。
「発音」「アクセント」は、聞くことと発音して書くことが大事です。また、意味は単独で覚えるだけでなく、熟語や例文で覚えるのがオススメになります。
2-2.数学の公式をひたすら暗記する
数学の公式をひたすら全部覚えて定期テストの対策をできたと勘違いしている人はいませんか?数学は公式を暗記しても問題が解けるとは限りません。数学は公式を覚えるよりも理論や解法を覚えることが重要です。
公式をひとつ覚えている時間があるなら、問題を少しでも多く解くことをオススメします。
2-3.社会は教科書を丸暗記すれば満点取れると思っている人
社会の地理や歴史の教科書を丸暗記するほど読み込めば満点が取れると思っている人はいませんか?確かに普段から90点台の生徒なら完全に読み込む学習方法も良いと思います。もともと定期テストで得点が低い人な訳ですから、おそらく社会が好きという人は少ないと思います。あまり高い目標をたてずに膨大な範囲の中から少しでも自信を持てるように単元を絞って学習することも悪くありません。この方法はあくまでも社会で低い得点の人向けです。
2-4.ノートをきれいに書いている人
ノートをきれいに書くのが好きな人は結構多くいるようです。きれいなノートは気分も良いですし、否定をするつもりはありません。ただし、定期テストで得点が低いという人はノートをきれいに書く癖をなくすべきです。ノートを丁寧に書くことが勉強をしていると勘違いをしてしまう場合があります。この状況は中学受験生や大学受験生にもある現象です。ノートをきれいに書くのが目的ではなく、書いてあることを覚えるのが目的になることを忘れてはいけません。
3.定期テスト科目別対策方法
定期テストの科目別対策方法を簡単に説明したいと思います。ここに書いてあることは、テストで良い点を取る必勝方法ではありません。定期テストで良い点を取るには、毎日の学習が最も強い味方になります。
毎日の学習を欠かさない人は、定期テスト対策も自信を持って順調に進むはずです。
3-1.定期テスト対策で日頃から行う学習方法の基本!
中学校は定期テストの前日や数日前までに提出する問題集やワークなどの宿題が課題となる学校があります。テスト対策のつもりなのかもしれませんが、かなり面倒な存在です。課題となるワークは少なくとも1週間から10日前までには完了させておくことをオススメします。そのためには毎日の学習習慣と予定の作成が大切になります。
日頃の学習は、「予習・授業・復習」の繰り返しになります。予習は時間的に難しい場合や慣れるまでは、範囲の教科書を1回読むだけでも良いので必ず行いましょう。授業中はノートをとると思いますが、ノートをきれいに書く必要はありません。大切なことは先生の話している内容もメモできるようにする習慣が大切になります。復習は、問題集やワークなどを用いて解けない問題は解答の解説を読みながら復習を行います。また、慣れるために類題を数題解くのも悪くありません。
3-2.英語の定期テスト対策方法
定期テストの英単語は単独で覚えるのではなく教科書の本文の音読時に覚えていくのが理想的な覚え方になります。単語は単語で覚えるのではなく文章で覚える習慣をつけましょう。次に文法問題は、教科書に沿った問題集かワークなどを使用すると効率が良いと思います。但し、必ず単語をしっかりと理解してから学習する必要があります。長文読解に関しては、2通りあります。教科書の内容が出題されるパターンの対策は、本文の内容と和訳を覚えることです。
大変だと思うかもしれませんが、この段階まで来ている人は既に教科書の「単語」「文法」をクリアしているので問題はないと思います。ここまででも充分に良い点は取れると思いますが、学校によっては長文読解に初見の問題を出題するケースもあります。過去問題の抜粋や他の学校で出題していたものです。初見の問題に対する対策は基本的に学校以外の問題集になります。テスト勉強というよりも日頃の勉強と考えて、少しずつ実力を付けるしか方法はありません。
3-3.国語の定期テスト対策方法
国語の定期テスト対策で最も得点がとりやすい問題が「漢字」になります。日頃の学習の段階で覚えておくのが基本ですが、テスト前でも確実な得点源にしておきたいところです。次に長文問題対策ですが、高校受験と定期テストの対策で最も異なる方法を使用します。定期テストの範囲になっている国語の教科書範囲を音読して覚えるくらいに読みます。初見で行う模試や受験問題と異なり、授業で行ったことも出題される傾向があります。細部までしっかりと把握していると解ける問題が多くなります。
学校で使用していない問題集を解くのが最も効率良く実力をつけることができます。問題の出題形式を理解しておくと出題パターンの対策にも役立ちます。時間のかかる方法ですが、受験勉強にも関連している学習方法なので、取り組むことをオススメします。
3-4.数学の定期テスト対策方法
数学ができない人は、数学の単元ごとに独立させて学習している傾向があります。実は中学校の数学は中学1年生から徐々に積み重ねていくスタイルです。まずは教科書の説明文などを読みできる範囲で理解します。このときに公式を覚えるという作業は必要ありません。例題を解いてみて、できない場合は教科書の説明を読みながら解いてみます。もし、それでも解けない場合は以前に習っている内容が理解できていないことも考えられます。
塾や学校の先生にわからないところを教えてもらうようにしましょう。この段階をクリアしていない場合は、今後も数学で苦しむようになります。無事に教科書の例題が解けた人は、ワークや教科書レベルの問題集を解いてみると実力が大体理解できるはずです。問題集は、「チャート式」という問題集をオススメします。高校受験にも使用できるレベルですし、何よりも高校生になると多くの人が大学受験対策に使用する問題集の中学生版です。定期テストの場合は、ワークや教科書レベルの問題集を解いた後に「チャート式」などの問題集を利用すると効果的です。
3-5.社会の定期テスト対策方法
社会の定期テスト対策で最も行うべきことは、「教科書の音読」「問題集を何回も解く」これだけで平均点以上は確実にとれるようになります。いい加減な説明だと思うかもしれませんが、社会は「地理・歴史・公民」とありますが、基本的に出題傾向は同じような問題ばかり出題されます。従って、教科書ワークのような問題集と受験用などの問題集をひたすら何度も解くと自然に得点が上がっていきます。
細かい点を言えば、地理は、グラフや表などの見方や特徴を覚えながら問題を解くようにしましょう。また、時代によって内容が変わるグラフもあるので注意が必要です。
歴史は、定番のように言われていることですが、年代と時代背景を関連付けながら覚えることが重要になります。問題集を解きながら教科書を振り返るのも良い方法です。
公民は、ニュースなどの時事問題は新たに対策をする必要があります。その他の部分は問題集で対応できますが、時事問題は新聞やニュースで知識量を増やしましょう。ここまでやれば、高得点が期待できますが、満点を狙うのであれば、資料集や図鑑などを使用することをオススメします。
3-6.理科の定期テスト対策方法
個人差があると思いますが、主要5教科の中で最も簡単に点数をあげられるもが理科ではないかと思います。「理科」と言うと理系というイメージがありますが、実際に理科が本当に難しくなるのは高校の理系で習う物理・化学・生物などになります。中学校の理科はまだまだ暗記科目なので、覚えることが中心になります。従って、難しく考えるよりも教科書を読んで、問題を解くことが最も近道です。
特に植物の範囲や実験道具の使用方法や名称などは、まさに暗記科目と言えます。従ってテスト対策の基本も反復学習が中心になります。問題集を何度も解いているうちに理解はできるようになりますが、どうしても理解できない箇所があった場合は、すぐに学校の先生か塾の講師に質問をして解決しましょう。
4.まとめ
今回は、中学校の定期テスト対策を中心に説明しました。内容的には当然と思われるようなことが多いと思いますが、定期テスト対策の基本です。特に公立高校を志望する受験生にとっては、内申点という意味でも定期テストは重要ですが理解度を確認するにも大切なことになります。定期テストの問題が解けないレベルだと高校受験は厳しい結果になります。難しい問題よりも教科書レベルの問題を中心に解くことをオススメします。