2024/11/08
【保護者様向け】ネットに潜む危険から子どもを守る
最近、子供どもたちが自分専用のスマホを持ち、勉強時だけでなく、SNSやゲーム等を利用する機会が多くなってきています。
教科書にもデジタルコンテンツが増えたり、ICT教材(インターネットを活用した教材)での学習も日常になっている中、新たにお子さんにスマホを持たせる予定の方もいらっしゃることと思います。
一方で、子どものスマホ利用は、保護者の目の届かない所で行われることも多いため、いつのまにか犯罪やトラブルに巻き込まれてしまっているなどという事態も少なくありません。
スマホ利用に関するトラブルの例
・書き込みやメールでの誹謗中傷やいじめ
・SNSなどに載せた個人情報の流出
・SNSを通じて知り合った人からの誘い出しによる性的被害
・無料ゲームサイトでの意図しない有料サービスの利用
・「闇バイト」等情報によりアルバイト感覚で犯罪に加担
保護者様にできる3つのポイント
(1)ペアレンタルコントロールを活用する
ペアレンタルコントロールとは、こどものスマートフォン等の使用状況を保護者が把握したり、安全管理を行ったりする仕組みです。
例えば、こどもがスマートフォン等でゲームをプレイする場合、保護者のスマートフォンでこどもの日々のプレイ状況を確認したり、プレイする時間や時間帯の調整、課金の制限等を行ったりすることができます。
(2)フィルタリングを利用する
不適切な情報や危険な出会い等を防ぐためには、「フィルタリング」が効果的です。不適切な情報へのアクセスを制限することができます。
うっかり、あるいは故意に危険なサイトにアクセスしないようにコントロールしてくれる便利な機能です。
それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、こどもが閲覧できないようにします。
(3)ルール作り
実社会でやってはいけないことは、インターネット上でもやってはいけません。ルールづくりは保護者が一方的に押し付けるのではなく、こどもと一緒になって、話し合ってルールを決めることが大切です。また、そのルールは、成長とともに少しずつ見直していくことが必要です。
万が一、トラブルが生じたときに、こどもが一人で抱え込まず、すぐに保護者に相談することができるようにコミュニケーションをとってあげることも大切です。
スマホやタブレットと上手に付き合うことができれば、ICT教材をますます活用し、学習効果を得ることができます。
勉強とスマホ・タブレットが切り離せない時代だからこそ、ネットからの危険から守る工夫を取り入れ、子どもの年齢に合わせ見直しながら安心して勉強できる環境を整えてあげられるといいですね!
エルヴェ学院では、教室内でのICT教材は、教室用タブレットを貸し出して学習ができます。
自習中に必要以上のスマホ使用が心配な場合には、お預かりの管理もします。気になることがありましたら、是非教室長へご相談ください!