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子供を”勉強好き”にさせる教育とは

子供を勉強好きにさせる方法

子どもが勉強を好きになる方法は親子の協力が必要!!
勉強が好きな子どもはどのくらいいるのでしょうか?少なくとも多くのお子さんは勉強嫌いだと思いますし私もそうです。勉強が好きなお子さんは少ないと思いますが、学習が好きなお子さんは結構いるはずです。好きなことを自ら学ぶお子さんは確実に伸びていきます。

今回は、「子どもが勉強を好きになる方法」について考えていきたいと思います。この記事を読めば、お子さんが勉強好きになるポイントがわかるようになります。

子どもが勉強好きになるように子どもに守らせること

子どもを勉強好きにするには、いくつかのルールを子どもに守ってもらう必要があります。守るというよりも親御さんが協力をしてあげるのが基本になります。ここでは、お子さんが勉強好きになるために必要な決まり事をいくつか説明します。必ずしも正解とは言えませんが、効果があることは間違いありません。

規則正しい生活と睡眠時間の確保!

小学生は学年にもよりますが、9時間~11時間の睡眠時間が必要だと言われています。仮に朝7時に起床をするのであれば、夜10時が就寝時間ということになります。

オススメの睡眠時間(朝7時に起床するケース) 
・低学年 11時間 夜8時就寝
・中学年 10時間 夜9時就寝
・高学年 9時間 夜10時就寝

小学生の場合はお子さんの体力などによって多少の差はありますが、一般的に充分な睡眠時間が心身の成長に必須となります。実際、成人でも同じことが言えます。睡眠時間が不足気味の人は自身の能力を最大限発揮できなくなっていきます。睡眠不足の状態では勉強をやっても効率が悪くなるだけですし、好きになるとは思えません。まずは規則正しい睡眠時間の確保をおこないましょう。

子どもが最も好きな科目に集中させる

国語の得意なお子さんは読書を好むといいます。また珠算を習っているお子さんの多くは算数が得意になりやすいようです。冒頭でも説明しましたが、初めから勉強が好きなお子さんはほとんどいないと思います。好きだから自分で学ぶようになるのが自然な流れです。勉強を苦痛に感じさせないためにも低学年のうちは得意な科目を中心に自信をつけさせていくことも大切なポイントになります。

多くのジャンルの学習図鑑を用意する

親御さんの中には将来お子さんになってもらいたい職業がある人も少なくないと思います。安定した職業や収入の多い職業について欲しいと願う親御さんもいるはずです。親御さんによっては、お子さんに幸せになってほしいと思う気持ちが強すぎて進路を決めてしまう傾向があります。勉強好きなお子さんの多くは、何かに興味を持つことからスタートします。興味を持つことから自分で調べるようになれば、間違いなく良い傾向です。

ただし、どのジャンルにお子さんが興味を持つかはわかりません。様々なジャンルの図鑑を用意しておくとお子さんの好きな方向が見えてきます。注意点は、図鑑をおしつけてはいけません。また、たくさんの知識をつけて欲しいからといって文字の多い図鑑はオススメできません。はじめは図や写真などが多い様々なジャンルの図鑑を用意することで、お子さんが図鑑を見ることが楽しく思えるようにしていきましょう。

子どもが勉強好きになるために親がするべきこと

子どもが勉強好きになるには、お子さんの努力は必要ですが何よりも親御さんが努力する必要があります。ここでは、子どもが勉強好きになるために親御さんがおこなうことを説明します。親御さんの考え方で逆効果になることもあるので慎重に対応しましょう。

小さな目標を実現させる

子どもがひとつのことに夢中になる理由に「自信」というものがあります。自信のあることは一生懸命になりますし、常に向上心を持つようです。例えば算数が好きなお子さんでも100点以外は認めないという教育方針だと算数を好きになることは難しいと思います。現状でお子さんが少しの努力でクリアできる目標を考えてみると効果があります。実現できたときは、しっかりと褒めてあげることが大切です。お子さんは、父親や母親に褒められるのが本当にうれしいと感じます。ただしあまり過剰な褒め方は逆効果になるので気をつけましょう。

否定的な言葉を避けてやる気を向上させる

お子さんが勉強嫌いになる最大の理由は、親御さんの否定的な言葉や命令的な言い方です。親はつい否定的なことを言ってしまいがちですが極力避けるようにしましょう。最難関と言われる大学へ進学するお子さんの多くは親御さんから「勉強をしなさい」と言われていないそうです。大学進学実績と親御さんの対応は結果論かもしれませんが、普段の接し方が重要なことに間違いはないと考えられます。お子さんの性格によって、対応方法は異なりますが言葉のかけ方ひとつで方向性は大きく変わります。少なくとも否定的な言葉がプラスに働くことはありません。日頃から質問をして一緒に考える習慣をつけよう!お子さんが勉強好きになるポイントのひとつに親御さんと一緒に勉強をすると良いという考え方があります。

また、日頃からお子さんに考える習慣をつけるために質問をするのも良い方法だと言われています。勉強好きになるというだけでなく、思考的な問題を解く力は考えることからはじまります。何事も理論的に考えられる習慣を自然に養うのは悪いことではありません。小学生のうちは良いですが、中学・高校と進学していくと暗記だけでは対応できなくなる科目や単元があります。日頃から立体図などに慣れておくと良いと思います。もちろん、立体図形といっても難しい算数の問題ではなく、サイコロなどでも良いので親御さんと一緒に考えながら楽しむことが勉強を好きになるコツだと考えられます。

【まとめ】

今回は、子どもを勉強好きにさせる方法の説明をしました。何度も言いますが、はじめから勉強好きなお子さんはいないと思います。基本的に勉強という言葉自体は本来好きな言葉ではありません。学習とするべきだと思っています。学習だと考えれば理解できると思いますが、学習が好きなのではなく好きなことだから自分から学ぶようになるのです。お子さんが興味を持ったことに否定的な考えを持つ前に同じ目線で考えてみることをオススメします。学ぶことの楽しさが理解できれば自然に好きになると思います。

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