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【入試英語の文字数】お父さんお母さんの頃の入試と比べ、およそ2倍って本当!?

 

英語を読む「スピード」ってどのくらい必要?


各試験の語数と試験時間をもとに、読むスピードを計算すると「1分間にどれだけの英語を読んで理解できるか」の値(wpm)がわかります。

ここからは、wpmでそれぞれの試験で求められる英語を読むスピードについて知っていきましょう!

 

●都立高校入試

中学生の平均は60wpmと言われていますが、高校入試では平均100~120wpmで読むスピードが求められます。

 

特に都立入試では英語の長文化が著しく、全国平均より高いスピードで、1ページ全部英語で書かれている長文をおよそ3分半で読むペース!!(140wpm)必要であり、これは大学入試で求められる速さと同じ目標値となります。

 

つまり、読む速さを鍛える練習を入試本番までにコツコツ練習しておかないと、「読んでおわり」または「すべての大問を読まずにタイムオーバー」になる問題が出てしまうことは珍しくありません。入試合格目標点に向けて、早めから対策しておく人とそうでない人では圧倒的な差がついてしまう科目であることは言うまでもありません。

 

 

●千葉県公立高校入試

千葉県の公立入試では、1ページ全部英語で書かれている長文をおよそ4分!(120wpm)で読み解くことができる力をつけておくと、本番は見直しの時間まで確保でき、英語で高得点を目指せるようになります。

注目すべき点は、2022年度から2024年度の入試にかけて、たった2年で約800語も出題文字数が増えているということです。

この傾向から、今年の入試もさらに文字数が増え、昨年よりも速いスピードで読み解く力が求められると考えられます。

 

 

●大学入試

高校生の平均は75wpmと言われていますが、私立大学入試では120wpm、共通テストや難関大学入試では1ページ全部英語で書かれている長文をおよそ3分以内で読むペース!!(150wpmが求められます。

2024年度の共通テスト(リーディング問題)では、過去最高の6292語での出題となり、センター試験の頃と比べて、約1,900語も増加していることとなります。

 

●英検®

英検®4・3級では100wpm、英検®準2・2級では120wpm、英検準1・1級では150wpmと、級が上がるにつれて、より速い読むペースが求められます。

 

 

ここまで各試験で問題を最後まで読解するために、どのくらいの読むスピードが必要かを見てきました。

まずは内容理解をする読解練習から、そして読むスピードの目標をしっかり持って学習することが実力を伸ばすポイントです。

 

 

まずは、今の自分の英語を読む速さを知ろう!


いかがでしたか?

英語を速く読む力は昔から必要と言われていますが、現在の入試では入試本番前だけでそのスキルを身に着けられるというような簡単なものではありません。

遅くても受験生は夏休みから速読力を鍛える練習をしておくことが、志望校合格への近道です!

 

今の自分はどのくらいのペースで読めているんだろう?と気になってきたみなさん!

まずは今のあなたの英語を読んで理解できるスピードをすぐにこの場で測定することができます。


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あなたが今どのランクにいるのか、早速測ってみましょう!!

 

次回は、英語長文読解の速読力を上げる勉強のコツについてお伝えします。

お楽しみに!

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