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継続は力なり!~家庭学習の必要性と実践方法~

「家庭学習が大切って言われたけど、授業に集中していればいいのでは?」
「部活で疲れて帰っているし、朝練があるから家で勉強する時間なんてない!」

家庭学習のことでお悩みですね。
親や学校の先生は家庭学習が大切だと言うけれど、実はピンときていない中学生もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな中学生のために、なぜ家庭学習の習慣が大切なのかをお話しします。

さっそくですが質問です。
中学生のみなさんは、勉強で一番大切なものはなんだと思いますか?
頭の良さでも記憶力の高さでも、持ち合わせた論理的思考力や計算能力なんかでもありません。
その答えは、継続力です。

 

勉強に頭の良さはあまり関係ない

 

継続力とは、ひとつのことをコツコツと続けることです。
何度も何度も繰り返す習慣のことです。
コツコツは、頭の良さを覆してしまうほどの可能性に満ちています。

人間は一度見たものはなかなか覚えられませんが、何度も見たものは覚えることができますよね。
これは頭の良し悪しにはあまり関係ありません。
記憶が悪いと思っていても、好きなキャラクターをすべて覚えている人がいますが、その人はそのゲームやキャラクターが大好きで何度も何度も見ているので覚えています。
その結果、キャラクターをすべて言い当てることができるのです。
つまり、コツコツこそ頭の良さを上回る唯一の方法なのです。

 

コツコツ続けるためには、
机に向かう習慣が大切

すでにあなたには継続力が備わっている

 

勉強でなによりも大切なのは、継続力というお話をしましたが、継続力は後天的に身につけることができるのでしょうか?
「私は継続力がないから・・」
「コツコツ続けるなんてできない・・」

こんなことを言ってあきらめてしまう人がいますが、継続力は後天的に身につけられます。
なぜなら、継続力がないと言っているその人にもすでに継続力は備わっているからです。
たとえば、歯磨きを毎日したりお風呂に毎日入ったりしますよね。
これは継続力がある証です。
あとは、これを勉強用にカスタマイズして習慣化するだけです。

 

継続力を身につける具体的実践方法
(2秒間勉強法)

 

もしあなたに勉強する習慣がないなら、今日から2秒間だけ勉強する習慣をつけてください。
最初から「3時間勉強するんだ!」なんて意気込まないでください。
絶対に挫折します。
最初は、「トイレに行ったら絶対に1単語覚える」くらいのことからはじめてみてください。
これが20日間続いたら、今度は3単語に増やしてみてください。
これが挫折したら1単語に戻しましょう。
たったこれだけのことで継続力は身につきます。
試してみてください。


ポイントは、日常のルーティンに1つだけ無理のない範囲で勉強要素を加えてみることです。
こうして徐々に無理のない範囲で勉強する習慣を身に着けていきましょう。
最初はトイレで単語を1個覚えるだけだったのが、3時間勉強する習慣が身につきます。
すると、歯磨きと同様に勉強をしないときもちわるくて眠れなくなります。

 

ハードルは下げて下げて・・・

 

トイレに行くたびに2秒間だけ勉強する習慣がついたあなたなら、もう机に向かうのも怖くありません。
最初は、3分間だけ机に向かいましょう。
何をしてもかまいません。
ただ、ノートを開きペンを動かしましょう。
勉強している人の真似でかまいません。
3分間経ってなにもやる気が起きなければやめてしまいましょう。
ただし、毎日3分間だけ机に向かうことは約束してください。
机に向かうまでが苦しいだけであり、勉強すること自体はそんなに苦ではないことがわかると思います。
むしろ3分間ただぼーっとしている方が何倍も苦しいのです。
それより学校や塾などの宿題をやってしまう方が何倍も楽なのです。
3分間勉強したら(机に向かったら)あとはいつやめてもかまいません。

「せっかく座ったんだしこれだけは終わらせてしまおう」

という気持ちに少しでもなれたらあなたの勝ちです。

 

勉強しすぎてはいけません

 

毎日続けていると、調子がいい日があります。
でもそんな日はやりすぎ禁物です。
なぜなら、4時間勉強できた日とできなった今日を比較してしまうからです。
比較して自罰的になってしまいます。
「やっぱり自分はだめだ」と自分に失望します。

勉強しすぎないことも大切です。
目の前の4時間よりも、10分ずつであってもコツコツ積み上げた4時間の方がよっぽど価値があります。
勉強において継続力こそが最重要項目だからです。

 

継続すると得意科目ができる

 

毎日勉強を続けていると得意科目ができます。
こうなったらあなたは勉強の達人です。
勉強に対して得意意識を持ち続けることができれば、他の科目に対する意識も変わっていきます。
実は、勉強の最大の敵は苦手意識なのです。
「自分は勉強が苦手だから」というレッテルこそが勉強の最大の敵です。
上記の方法で勉強する習慣をつけていきましょう。

まとめ

勉強する時間がどんなになくても、2秒から始めるならやる気が出てきませんか?
家に帰って勉強するのは気が進まないあなたも、是非この方法で勉強を始めてみてください!

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