2018/08/14
高校受験用ー数学勉強法ー
高校受験生必見!数学の効果的な学習方法!
高校受験の数学は得意な受験生にとっては合格への得点源になります。数学の苦手な受験生は、早急に基本レベルの学習をしなくてはなりません。
今回は、高校受験のポイントにもなる数学の受験対策方法を紹介します。この記事を読んで苦手な数学を得点源にできるようにしていきましょう。
1.高校受験生必見!高校受験対策 数学編
高校入試の数学の平均点は比較的低くなる傾向があります。これは、数学に対して苦手意識を持つ受験生が多いことにもつながります。
数学は学校や塾で学んだ公式を暗記すれば解けると思っている人もいるようです。
実際の数学は、反復学習を繰り返すことが、実力をつけるポイントになります。
1-1.定期テストとは異なる入試問題
定期テストと入試問題は異なります。最も違う点は、入試の場合は範囲が定まっていないことです。
また難関校の問題の中には、複合問題もあるので注意が必要になります。
まずは、学校の定期テストで高得点が出せるようにするのが基本です。
特に公立高校をねらう受験生にとっては、内申点の問題もあるので、定期テストを大切にしましょう。
1-2.数学は基本部分が重要
数学が苦手な人に言わせれば信じられないことだと思いますが、比較的数学の入試問題は、基本的な問題を理解していれば充分に合格点を狙えるレベルの出題になります。もちろん、難関校と呼ばれる高校は応用問題も多くなりますが、少なくとも一般的な水準の高校であれば、決して難易度が高いとはいえません。
数学の基本力を養うには演習問題をこなすのが最も近道です。特に証明問題は入試でも得点に差が出ますので、繰り返し問題演習に取り組みましょう。
特に高校受験レベルの数学は、解き方をしっかりと理解する必要があります。
本文後半で各単元の学習方法にも触れているので参考にして下さい。
1-3.苦手の克服が数学のポイント
数学を高校受験で得点源にするポイントは、基本的な問題の攻略と苦手単元の克服です。苦手な単元がわかっている場合は教科書レベルの問題集を解くのが理想になります。
数学が全体的に苦手だという受験生は、中学1年生レベルからの参考書と問題集を利用しましょう。教科書よりも丁寧に説明が書かれているので、理解しやすいと思います。
1-4.公式は丸暗記ではなく、理論的に理解しよう!
数学を公式の丸暗記で解こうとしているのは間違いです。本来は公式を理論的に理解していくことが重要になります。
大学受験でも重要なポイントになるので、日頃から公式だけを覚えるのは避けるようにしましょう。もちろん実際に問題を解くときには時間短縮のために公式を活用します。
2.数学の受験対策は参考書と問題集の選び方で決まる!
数学の高校受験対策をスムーズに進めるためには、参考書と問題集選びが重要なポイントになります。ここでは、自分に合う参考書の選び方を説明します。
2-1.自分の偏差値に合った参考書や問題集を選ぶ!
数学の参考書や問題集を選ぶ時に最初から志望校に合わせた問題集を買うのは必ずしも正解とは言えません。
まずは自分の実力に合った参考書を使用しましょう。
もちろん最終的には、志望校の水準に届く必要があります。但し、物事には順序というものがあるので、計画的に取り組むのがオススメです。
2-2.数学の苦手な人は解説が丁寧な問題集を選択する!
数学が苦手な受験生はできるだけ解説が丁寧な参考書や問題集を選択しましょう。数学は答えがわかるよりも解法を理解できることが重要なポイントになります。公立高校の受験を考えている場合は、問題形式が近いタイプの問題集を選択する必要があります。都道府県によって形式が異なるので、注意が必要です。
2-3.数学こそ反復学習が基本!
数学は基本的に参考書や問題集で解いた問題の類題が出題されます。もちろん受験校の水準によって難易度は異なりますが、まずは基本を固める必要があります。少なくとも同じ問題集や参考書を3回~5回は繰り返すことが望ましいと考えられます。以外に思う受験生もいるかもしれませんが、数学こそ反復学習で力をつける科目です。
2-4.計算問題分野のポイント
高校入試で出題される計算問題分野は、「因数分解」「関数」「方程式」「比例」などが代表的な単元になります。
計算問題というとすぐに公式を暗記しなければと思う人もいるかもしれません。実は公式は覚えていなくても解けるのが数学の面白い所です。
数学の公式の多くは覚えるのではなく利用するものです。公式の仕組みを理論的に理解していれば、計算問題でミスをすることも減っていきます。
計算問題に関しては、特別な必勝法はありません。毎日の問題演習が確実に力になるので、繰り返し取り組むことをオススメします。
2-5.図形問題や証明問題のポイント
高校入試で出題される図形問題は、「図形」「証明問題」「確率」「角度」「相似」などが、代表的な単元になります。
解からない問題がある場合は、考えてもなかなかできるものではありません。素直に解説をじっくり読んで解法をアタマに入れていくのがオススメになります。高校受験で出題される図形問題の多くはある程度パターンがあると言われています。従って、多くの問題を繰り返し取り組み類題に慣れることも重要なポイントになります。
証明問題が苦手な人はできるだけ問題量が多い参考書や問題集ではなく、解説や解法が丁寧なものをじっくり取り組むことをオススメします。
3.実力を試すには模試と過去問題を利用しよう!
模試は単純に数学の実力を知るだけではありません。自分が気づいていない弱点をみつけることができる機会でもあるので、受験をすることをオススメします。また、過去問題は受験校の入試問題の傾向や特徴を知るには必須のアイテムです。特に私立高校は独特の問題を出題する学校もあるので、事前に確認をしておきましょう。
3-1.数学の実力を知るには模試が最適
模試の結果が戻ってきたら、実力を知ると同時に苦手の克服を行います。間違えた問題の解説を読み、間違えた単元の類題を丁寧に復習することをオススメします。また、模試には本番と同様の雰囲気で受けられる会場模試もあります。特に受験する私立高校などが会場になっている場合は、積極的に受験を検討しましょう。
3-2.過去問題を解いて数学の捨て問題を検討しよう!
志望校に合格をするためには、受験校の過去問題を解くことは必須条件です。ボーダーラインの受験生は対策次第で大きく合格が近くなります。
過去問題で確実に確認するべきことは、合格に必要な点数です。他の科目との関連性もありますが、時には捨てる問題をつくることも必要になります。
まとめ
高校受験の数学は、得点源にできれば心強いですが、苦手な科目のままだと他の科目にかかる負担が大きくなります。
数学の入試問題の多くは基本問題の類題を攻略することが、主な対策です。時間はかかりますが、反復学習をして確実に実力をつけていきましょう。